オーサグラフがいい感じ
いきなりですけど、地球儀ってよく見ます?
世界地図は?
意識的に見る人はあまりいないけど、地図アプリを使う人は多いかと。
その地図は正確?
で、地図アプリのほとんどはあの世界地図と同じ方法で表示されてます。
メルカトル図法(正角円筒図法)
この図法は地球儀を円筒に投影したもので、地軸と円筒の芯を一致させ投影するため経線は平行直線に、緯線は経線に直交する平行直線になる。
Wikipediaより引用メルカトル図法 - Wikipedia
簡単に言えば筒に地球の表面を貼り付けたような地図で、東西に切れ目なく続けて見られます。
そして本題。
よくある比較だけど、オーストラリアとグリーンランドの大きさが逆転している。
オーストラリア
グリーンランド(切れてるけど…)
比較的赤道に近い大陸のオーストラリアと北極に近い島のグリーンランド。
経度方向(南北)では距離も面積も変わってしまうので正確な形は表現できません。
そもそも球体を平面にするのは無理がある。
地球儀でいいかってわけにもいかない。
平面で表現したい!
ということでいろんな地図(図法)が考案されます。
中心点からの距離と方角が正確でまん丸。
中心から離れるほど大きく歪む。
面積は正確になり、北極南極も歪みが小さい楕円。
どこでも面積や距離を同じく表せないものか…
グーグルアースを使うわけにもいかない。
そこで!
タイトル回収
オーサグラフがいい感じなんです!
リンク先をみると、面積や距離がほとんど変わらない長方形の地図があるではないか。
一番感動したのが南極大陸が見やすくなってる所。
赤道などは直線ではないけど…
建築家で構造家の鳴川肇さんらエンジニアの研究開発チームが2009年に発表しました。
本当によくやったと言いたい。(上から)
この地図の目的は、環境問題などで注目される極地方や海洋など含めて、地球全体を一枚の地図で平等に見られることにあります。
(合ってるかな)
出尽くしたと勝手に思っていたが、世界地図には改善の余地がまだあるみたい。
再発見の大切さ
こういう再発見って面白くない?
自分の好きなことならなおさら面白くない?
別に知らなかったことでなくても、思い出にふけるだけでも再発見はできるよ。
何かいいことあるかって?
基本的に自分の記憶に残ればそれでいいね。
人に伝えられればなおいいね。